大学の講義についていけない原因を考える

思考・思想

大学の講義が難しい、ついていけないと思う原因はなんなのでしょう。

こんにちは、りなおん (@netnobonsai) です。


大学の講義についていけないと感じる方はいませんか?

かく言う私もそうでありまして、講義の時間だけで理解している人、講義さえ受ければ単位をとれる人はすごいと思います。

しかし、「自分は馬鹿だから理解できなくて当然だ」と思って諦めてしまえばそこまでです。

講義についていけない人がいる一方で、普通についていけている人がいるのも事実です。

講義について行けるかいけないかは地頭が左右するのでしょうか?

私はそんなことはないと思います。地頭の良さは一つの要因かもしれませんが、私は講義に対する姿勢によるものもあると思います。

そこで、講義に対してどのような姿勢である人が講義についていきにくくなるのか私なりに考えてみました。

予習、復習をしていない

本来、講義はその時間だけで理解できるようになっていないものです。

単位の認定に、実験や演習ではない普通の講義は45時間(2700分)で1単位という規定があります。

1回の講義を1.5時間(90分)だとしてそれが15回行われたならば 1.5 × 15 = 22.5時間(1350分)です。45時間のちょうど半分です。

つまり、1単位と認められる学習時間に達していないわけです。

では、22.5時間(1350分)はどう埋め合わせるかというと予習と復習です。

講義1回につき予習に45分、復習に45分取り組めばちょうど45時間となります。(予習+講義+復習)=180分に15回をかけて2700分 という感じで。

講義の時間だけで理解しようとしていることが、本来難しいものなのです。

講義に集中していない

講義に集中せずして理解は深まらないでしょう。

スマホをいじったり、友達と喋ってばかりいたり、挙句の果てに寝てしまっていたり、、、。

上記のような学生は結構見かけますし、どちらかというと私も寝てしまいがちでした(!)。

講義に出ていても、当の本人に「聞く気がない」のであれば、教授らがどんなに良い話やわかりやすい話をしても伝わることはないでしょう。

試験(単位取得)がどうにかなると考えている

上記の「講義に集中していない」の一要因になりますが、「試験は過去問さえやればなんとかなる!」という考えがあることで講義を聞く必要がないと考えてしまう人もいるかもしれません。

まあ実際、過去問で対策をして単位をとりやすい講義もあるのも事実ですが。

最初から単位を取るために過去問対策で乗り切れるとわかっているなら、講義をちゃんと聞く気は起こりにくいでしょう。

これに対する劇的な策は私には考えつかないのですが一つ提案させてください。

教授が講義を自分ためだけにしてくれている、話してくれていると考えることです。

どこかの記事か本かで読んだ考え方です。

講義は教授一人に対して学生多数が普通だと思いますが、それだと一方的に教授が講義をしていると感じがちです(実際、そうではあるが)。

そこで、その講義を 自分のため”だけ”にしている と考えることで対話のような感じで講義を聞くとおそらく集中できると思います。ぜひ、実践してみてください。

大学生 = 遊び というイメージがある

大学生ってなんとなくですが高校生の頃よりも、遊びや自由だというイメージがありませんか?

確かに、講義を欠席しても、遅刻しても高校より咎められることはほぼほぼないでしょう。

「大学生は本来遊ぶもので、講義は最低限出て、単位を取るだけで良い」という考えは私にもありました。

そう考えている人が講義を真剣に聞いて理解できるわけがないですよね。

最初からそのような態度・姿勢でかかれば、講義を理解しようという考えには結びつきません。

まるで講義に出ることが単純作業とか意味もないただ行為だと思っている人は要注意です。

勉強の方法を知らない、習慣がない(なくした)

勉強の方法や習慣が抜けてしまったとか忘れてしまった可能性も考えられます。

「講義がわからない!」と思って、理解しようと教科書を開いてみたはいいが、そこからどう勉強すればいいかわからず諦めてしまう人もいるのではないでしょうか?

そして、講義に出る→講義が理解できないから教科書見る→わからないから放置→次の講義も理解できず… という負のスパイラルにはまってしまいます。

どういった勉強をすれば改善するかは私の力量では教えられたことではないことと、人によって様々であることから言えませんが、友達と話し合うことくらいは難しくないことではありませんか?

人によって理解できること、しがたいことは千差万別でありますから話してみるとすぐ解決できる場合も多いでしょう。

もし、自分も友達も理解できないところがあれば、理解するまで議論をして解答にたどり着こうと試みてください。

ぼっちの方も今日では、Yahoo!知恵袋をはじめとする質問サービスもありますので活用していきましょう。

最後に

以上、大学の講義についていけない原因についてかんがえてみました。

いろいろな原因を考えましたが、一番の原因は

講義を受けなくても、理解できなくてもなんとかなるという考えが根っこにある

のではないか、と私は思います。

それは、「過去問さえ対策をすればなんとかなる」、「友達と勉強すればなんとかなる」、「再試験があるからなんとかなる」などなど様々な”根拠のない自信”から導かれているのではないでしょうか。

その”根拠のない自信”に気づいて、過去問対策のみではなく、講義は予習復習をしっかりしましょう。

そして、講義を理解をしていくことで”根拠のある自信”を身につけられる努力のできる人は大学はもちろん社会でも何かを達成できるのではないかと私は思います。

この記事が読者の方の参考になれば幸いです。ご覧頂きましてありがとうございました。

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