大学生向けにおすすめな教科書の条件を考えてみました
大学生向けの教科書って選ぶの難しいですよね。
高校までとは違い、より専門的な内容となり、数も充実しておらず 、わかりにくさもあります。
しかし、その中でも私が思う良い教科書もありました。
良い教科書の条件とはなにか、私なりに考えてみましたので参考にしてみてください。
区切りに例題・練習問題がある
途中途中に問題をおいてくれる教科書は良い教科書だと私は思います。
自分の理解度のチェック・勘違いや誤りを訂正できるからです。
問題を出してくれることでその章・節が何を言いたかったのかなどをだいたい把握できます。
もし問題無しでつらつらと書かれていては、受け身の学習になりがちです。
受け身の学習ではなく、問題を解くという能動的な行動を要求して、理解しているかどうかを確かめてくれる教科書は良いと思います。
初見殺し問題が無い
初見殺しの問題がない教科書であれば読みやすいと思います。
それは、まず概要から把握するほうが進みやすい科目があると思うからです。
たまに見かけませんか? まだ1章なのにとても難しい問題 (定義がらみ) を出してくる教科書。
決してそれが絶対悪だとは言いません。大事なのだから著者が問うていると思います。
しかし、1から順に理解していくのが難しい人・科目があるのも事実です。
おおよその概要から知り、その後に (ネタバラシ的な感覚で) 理解がしやすいものもあると思います。
(例えば、微積などでとりあえず計算をさせて、何が起きているのかを教えるほうが良いと私は思うわけです)
難しめの定義の問題がいきなり出てきてしまうと、最初から知りたいと思う几帳面な性格の人、または、天才型の人でない限りほぼ不可能だと思っています。
初学者に向けて順番を変えてでもわかりやすく教えてくれる教科書をおすすめします。
語り口調で書かれている
語り口調で書かれている教科書は良いと言えます。
なぜかというと、対話をしている (教えてもらっている) 感じがするからです。
普通の教科書であれば、wikipediaのように淡々と定義、説明が堅苦しく行われているものがほとんどだと思います。
その一方、読み手が初心者だという前提で会話調の文章であれば、難しいところはわかりやすく噛み砕いて説明してくれていることが多いです。
難しいものをそのまま説明されてもなんのことなのか理解しずらいです。
具体例などを用いて伝えようとしてくれる対話形式の方が理解もしやすいと思います。
改定・重版されている
改定・重版がされている教科書は売れている証拠です。
かといって、改定・重版がなされているからと言ってそれが必ず自分に当てはまるというわけではないのですが、改定・重版されていればある程度信頼して良いと思います。
人々に読まれている (多くの人に合う) から改定・重版が行われたのは事実です。
たくさん教科書がある科目の場合にはまず改定・重版が行われているかどうかは良い指標だと思います。
(Amazonレビューなどの) 評価が高い (評価数も多ければなお良し)
評価が高い教科書も条件の一つだと言えます。
自分にもその教科書が合う可能性が高いからです。
例えば、【微分積分】と検索しても数多くの教科書があります。
その中から良い教科書を見つけるのは困難で、タイトルや帯から判断しなければならないでしょう。
しかし、ある程度人が読んで信頼の置けるものを選ぶことはレビューを見ることで可能です。
教科書に限らずベストセラーと呼ばれる本はレビューの評価もよく、数も多いです。
もちろん、出版されたものであれば評価数自体少ないですし、評価が良い = 自分にあう が絶対成り立つとは限りませんが、自分にも合うものが見つけやすくなるとは思います。
最後に
以上、大学生向けの良い教科書の条件について紹介しました。
ここで一つ私おすすめの教科書 (シリーズ) を載せておきます。それはマセマシリーズです。
上記で私が述べた5つの条件をほぼクリアしていると言って良いです。
私自身もマセマシリーズがあればそれを優先して読むようにしています。
この記事が読者の方の参考になれば幸いです。
ご覧頂きましてありがとうございました。