20歳になる(なったばかり)の大学生に学生納付特例の申請ついて解説!
20歳になれば大学生にも国民年金を払う義務が課せられます、月額16,340円もの!
アルバイト等でお金を稼いで支払える方なら問題ないかもしれません。
しかし、大学生の全員が十分なお金があるわけではないと思います。例えば、事情があってアルバイトができなかったり、どうしても今の収入と支出のバランスではお金の余裕がなかったりと。
じゃあ老後の年金はあきらめるしかないか、、 などと思わないでください! ちゃんとそのような方々への措置があります。
それが今回紹介する 国民年金学生納付特例 通称、学特です。
この記事ではその国民年金学生納付特例について説明します。
必要なもの
猶予をしてもらうために必要なものは以下のとおりです。ただし、上の2つは年金を納める時期が近くなると届く国民年金の封筒に同封されているものです。
必要なもの
- 国民年金被保険者関係届書
- 国民年金保険料学生納付特例申請書
- 学生書(のコピー)(在学中、在学期間を証明できるもの)
- (年金事務所で書類を提出する場合)マイナンバーカード
申請方法
国民年金被保険者関係届書 と 国民年金保険料学生納付特例申請書 を記入します。
両方、記入要領については同封されていますので、安心してください。なのでここでは特別記入の仕方は説明せず、注意点をいくつかあげることにします。
注意
1点目は 申請は1年(今年4月-翌年3月)単位 ということです。
つまり、同じ年の6月に生まれようが、12月に生まれようが、3月に生まれようが、4月1日に生まれようが、同級生(同じ年齢)である人は同じ年の4月から3月までを書きます(国民年金保険料学生納付特例申請書に)。本来の年金を支払う月~翌年3月ではないところが少しややこしいところです。
2点目は まとめて次年度分以降の猶予はできない ということです。
大学を卒業するまでは猶予してほしい と思う方は少なくないと思いますが、初回(20歳になった年)の猶予申請で翌年も翌々年も一緒に、、、とまとめて申請はできません。
初回の猶予申請はその年の分だけを猶予するようにお願いすることになります。
では、翌年以降の猶予はどうするかというと 猶予期間が終わりに近づくと届くハガキ に従ってください。
以上が注意点になります。
また、学特の申請には書類を 郵送 と 年金事務所へ提出 の2通りがあります。これは個人のお好きな方法で大丈夫です。
以下の記事も参考になるかと思いますのでリンクを載せておきます。今見てくださっている記事では学特の申請について取り上げましたが、以下の記事では大雑把な学特についての説明をしています。
まとめ
- 20歳になり年金を納めるのは難しい方は猶予申請を!
以上、国民年金学生納付特例について紹介しました。この記事が読者の方の参考になれば幸いです。